わかっているのに一筋の涙。淡い歌声に心奪われた夜【匿名の恋人たち】

さんぱち

ふぅ…。今週の相場も荒れたな。 こういう夜は、難しい考察なんてしたくない。ただ、ボケーッと画面を眺めて、少しだけセンチメンタルな気分に浸りたいんだ。

Netflixをザッピングしていて、ふと目に止まったタイトル。『匿名の恋人たち』。

「匿名」という響きが、俺たちのような顔を隠して生きる相場師の琴線に触れたのかもしれない。

期待半分で再生ボタンを押したんだが……気づけばハンモックの上で、サングラスの下を一筋の涙が伝っていた。

今日は、この不器用な大人たちの物語と、俺が見つけた「ある秘密」について話そうか。


50代に刺さる「不器用な愛」

このドラマ、正直言えば展開は王道だ。「はいはい、次はこうなるんでしょ?」とわかってしまう。

だが、その「わかっている展開」が、疲れたおじさんの心には心地いい。

特に第8話

コンテスト終了後に二人が抱き合うシーンだ。

惹かれ合っているのに、素直になれない。お互いがお互いを「大切な人」だと自覚する瞬間。

若い頃なら「早く言えよ!」と焦れたかもしれないが、50年も生きてくると、その「言えない時間」の尊さが痛いほどわかる。

俺の泣き所

展開は読めていた。それでも、二人の距離がゼロになった瞬間、グッと来てしまった。

不器用な抱擁は、言葉よりも雄弁だ。

老いと幸せの行方

もう一つ、このドラマが俺に刺さった理由がある。

それは、メインの二人だけでなく、「年老いた人々」の描写が丁寧だったことだ。

ドラマの中で描かれる老年の姿を見て、ふと自分の親のこと、そして独りで老いていく自分自身の「今後の幸せ」について考えさせられた。

金はある(相場で溶かさなければ)。自由もある。

だが、「心から安らげる場所」はどこにあるのか。

そんなことを問いかけられているようで、アロハシャツの胸元が少し締め付けられたよ。

Netflixからの「隠れミッキー」

さて、ここからは少しマニアックな話をしよう。

視聴中、あるシーンで俺の耳がピクリと反応した。

「……ん? この曲、どこかで?」

劇中のBGMとして、本当に小さい音量で流れていたその歌声。

あれは間違いなく、同じNetflixシリーズ『グラスハート』に登場するバンド、TENBLANKの曲だ。

これにはニヤリとさせられた。

作品の垣根を超えたクロスオーバー。「隠れミッキー」のような遊び心。

突っ込みどころも多いドラマだったが、こういう粋な演出を見せられると、結局最後まで魅入っちまうんだよな。


今夜の総評
  • 涙腺崩壊度:★★☆☆☆
  • 青春回帰度:★★★★
  • おじさん共感度:★★★★★

号泣するわけじゃない。けれど、見終わった後に静かな余韻が残る。

淡い挿入歌に心を預けて、少しだけ昔を思い出したい夜におすすめだ。

さて、そろそろ夜も更けてきた。

TENBLANKの曲でも聴きながら、もう一杯だけ飲んで寝るとするか。

\ デデーン!/

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この記事を書いた人

さんぱちのアバター さんぱち 兼業トレーダー

さんぱち 50歳。普段は「おじえんどるらんど」で信用取引という名の戦場に立つ兼業デイトレーダー。 ここ「デブリの森」は、傷ついた翼を休めるための隠れ家。チャートは一切見ない。あるのは愛用のギアと、少しのお菓子、そしてNetflixだけ。
戦場で傷ついた翼を休めにきました。ここでは株の話はしません。

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